16年前、モリーは大富豪グラント家の婿・コルトンと不倫関係にあった。妊娠を告げると、コルトンは冷酷に中絶を要求。怒ったモリーは、グラント家の後継者レイチェルの娘と自分の赤ん坊を密かにすり替える。こうしてレイチェルの実娘ドロレスはスラムで育ち、モリーの娘サラは令嬢として何不自由ない暮らしを送る。やがて二人は同じ名門校で出会い、運命が再び動き出す。芯の強いドロレスは家長アーロンに見込まれ、サラが思いを寄せていたライアンまでもが彼女に惹かれていく。地位を脅かされたと感じたサラは、ドロレスへの陰謀を仕掛け始める。交錯する愛と嫉妬──やがて暴かれる、ふたりの出生の秘密とは…